2015年2月19日木曜日

BMPの埋め込みICCプロファイル確認用プログラム

前のエントリーのコメントで気になったので、ICC プロファイルが埋め込まれた BMP 画像を表示するテストプログラムを作成してみました。
ICCProfileTest.zip
このプログラムでは、BMP ファイルにプロファイルが埋め込まれていた場合、描画時にヘッダとパレットの後にプロファイルを付加して、SetDIBitsToDevice / StretchDIBits を呼び出しています。

読み込めるのは非圧縮の BMP 形式のみで、ウィンドウにファイルをドロップすると読み込んで表示します。
ウィンドウを左クリックすると ICM の On/Off を切り替え、右クリックすると等倍表示と縮小表示を切り替えます。

このプログラムでこちらにあるテスト用画像を、プロファイルを埋め込んだ BMP に変換して表示すると、以下のようになりました。

ICM Off
ICM On
ICM On (XP)

ICM を Off にすると青で、On にすると赤で表示されています。
WCS プロファイル非対応の XP では緑に表示されます。
いずれも期待通りの表示です。

2015年2月15日日曜日

PictureFan ver.0.31.1 を公開

PictureFan の ver.0.31.1 を公開しました。
ダウンロードはこちら http://www.geocities.jp/iooiau/picturefan.html から。

今回は以下の更新を行いました。

  • コマンドラインオプションで /thumbnails-only と /max が指定されている場合、サムネイルのウィンドウを最大化するようにした
  • Susie プラグインからの埋め込み ICC プロファイルの読み込みに対応した
  • Vista 以降では新しく関連付けの設定を行えないようにした
  • アプリケーションマニフェストに対応 OS の指定を追加した
  • BMP/PNG 形式の ICC プロファイルが読み込まれなくなっていた不具合を修正
  • PictBear のプラグインフォルダにフィルター以外のプラグインがある場合、プラグインのキャッシュが利用されない不具合を修正
  • キャプチャ時にレイヤードウィンドウがキャプチャされない不具合を修正

Susie プラグインからの埋め込み ICC プロファイルの読み込みは、簡単に対応可能だったので対応しましたが、 現時点で公開されているプラグインで ICC プロファイルを埋め込むものは恐らくありませんので、 もしかしたら何か問題のある可能性もあります。

関連付けの設定に関しては、元々 Windows 98 や 2000 を使っていた頃に実装したもので、 現在では既に時代遅れとなっていますので、Vista 以降では新しく関連付けを行えないようにしました。