PictureFan の ver.0.33.1 を公開しました。
ダウンロードはこちらから。
更新内容は以下の通りです。
- 画像の最大表示倍率を1000%から10000%に上げた
- WIC で追加のコーデックがインストールされている時、サムネイルで表示できるようにした
- Users.ini で変数として %SettingsDir% と %LocalSettingsDir% を利用できるようにした
- 各種のパスの設定で環境変数を利用できるようにした
- サムネイルキャッシュのフォルダ指定に相対パスや環境変数を利用できるようにした
- TIFF などの Deflate 圧縮/伸長が行えなくなっていた不具合を修正
- 以前のバージョンのサムネイルキャッシュの読み込みが行えなくなっていた不具合を修正
- 画像の幅及び高さが数億画素以上ある場合、画像の周囲の影が正常に描画されない不具合を修正
いつのバージョンからかは分かりませんが(0.32.0?)、TIFF などの Deflate 圧縮が扱えなくなっていました。
原因は zlib のビルドに libpng に付属しているプロジェクトを使ったら、そちらで Z_SOLO というオプションが指定されていて、zlib の一部機能が省かれていたことです。
これでビルドされる zlib は、他でも使うというのは考慮されていなかったようです。